記念すべき、ひとり言の第1ページには、やはり、この事を載せなければいけないでしょう。
2000年3月28日午後5:40頃、我が家のハウスは、ダウンバーストと呼ばれる強い突風に見舞われ、
わずか、1分位の間に見るも無惨な姿となりました。
 ダウンバーストとは、上空の冷たい塊が雨やひょうに引きずられるように下降して地表に激突し、猛烈な
突風を発生させる現象で、新聞に寄ると、高知市の測候所では、それまで平均7m前後だった風速が、
午後5:14分に31.1mに跳ね上がり、3月の同市としては最も強い最大瞬間風速を記録。直前まで17
度台だった気温も、午後5:14に5度前後も下がっていたそうだ。
 測候所でその風速なら、我が家のハウスではどれだけ吹いたのだろう・・・・・・。
 その時私は別のハウスに居た。被害の遭った場所より、100m程北寄りだが、何とも言えないゴ〜〜
と言う音と共に、ハウスが揺れた。
 どこかのハウスが壊れたと、とっさに思った。直ぐに気がかりのハウスに車で行った。すると、ハウスの手前で走っくる女房が見えた。ずぶぬれだった。開口一番を残念ながら覚えていないが、車に乗せて現場に直行した。
 初めてその姿を見た時の事をどう伝えたら良いのだろう・・・・・・・・。
とにかく、今までの人生で一番、突発的でショッキングな出来事であった。全くの予想外の出来事であった。
    

眠れぬ夜を過ごした・・・・・。

次の日、自分を奮い立たせハウスに向かった。やっぱり壊れていた。何からやろうかと考えた。が、思いつかない。
そうこうするうちに近所の人や、青年部、農協、園芸部の人達が助っ人に来てくれた。10時の休みには60人もの人が来てくれていた。ありがたかった。人はひとりでは生きられないと言う事を身をもって体験した。
おかげで、その日の内に復旧した。その日の夜は、涙腺がゆるかった。我が事の様に皆が動いてくれた。そう思うとまた泣けてきた。その繰り返しだった。

ほんとうにありがたかった。この気持ちは一生忘れないと思う。

ほんとうに皆さんありがとうございました。



 女房が投稿した記事が新聞に載りました。
 感謝の気持ちを素直に書きました。
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 御覧下さい。
終わり